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Oct 13, 2015

伊藤潤です。

4ヶ月に及ぶねこまど社団戦チームに参加させて頂き、そして皆さまに大変良くして頂き、どうも有難うございました!

まず、初の試みに対して快くご決断頂いた北尾先生に感謝申し上げます。

そしてチームがあまり勝てない中『楽しそうに将棋を指してもらえれば、それがねこまどとして一番のPR』と仰っていた灯さんの言葉が印象に残っています。

正直、チームはもう少し勝てると思っていました。1つ勝つのがこれだけ大変だなんて。甘くみていました。その分、勝った時の喜びは大きく、応援には力が入りました。田中さんが将棋会館チームの女性とやった時に勝ち将棋を最後に負けにしてしまった対局、悔しかったですねぇ!自分の将棋では、北尾先生や久保田さん達をハラハラさせながら勝った5月の初戦の1局が印象に残っています。

とは言え、今回の参加者からすると、勝敗よりも、将棋愛や成長、を大事にしているように思いました。オーダ決めの時に主将は大将以外にした方が勝ち易いのでは?という提案を私がした時に『いやいや主将は大将固定(丸山さん)』と満場一致で決めたチームの姿勢や、負けても感想戦を悔しいながら楽しそうにしている姿を見て、そう思いました。

さて、やはり、とみーさんとたっつんさんのお2人のリーダが引っ張ってくれたことが、最後まで団結して戦えた一番のポイントだったと思います。色々な案内や練習会の企画など、お仕事の合間に大変だったと思い、頭が下がります。明るく真面目なリーダ、有難うございました!

 

主将のあやちゃんと優子さんは参加して頂いたこと自体、嬉しいことでした。ただ、弱いオジサン達の中であやちゃんには物足りなかったかも知れないですね(^^;)仲良さそうな母子を見ていてほのぼのした気持ちにもなりました。

WEB作成は久保田さんが格好良いものを作って頂き、飲み会は大野さんなどが率先してステキなお店の予約など手配をして頂き、鈴木さんは毎回リレー将棋用に盤駒を持参され、準備当番の日には秋浜さんが最後まで机と椅子を真面目に並べていて凄いなぁと、優子さんは空番の時にメンバの棋譜取りを、その他チームの皆さまそれぞれが自分の役割以上のことを率先してやって頂いたことが楽しい雰囲気につながった気がします。自分はただ対局と飲み会に参加するだけで、何も皆さまのお役に立つことが出来なかったなぁと、反省です。ただ、全参加だったことは良かったなぁと感じています。

ムギムギさん、チームを盛り上げて頂きました!

白井さん、お仕事落ち着いたらまた将棋指しましょう!

 

最後に、やはりこういう楽しいことは続けて参加したいなぁと切に思います。

来年、参加クラスは降格になりますが、楽しさは昇格しましょう(@^O^@)

Oct 12, 2015

チーム 15 戦全敗( 2 節、4 節は全敗)、6 部降格、個人 3 勝 10 敗(うち 1 勝は不戦勝)

 

初参戦ということを差し引いても、とても胸を張れるものでありません。

これが、私たちねこまどチームの第 26 回社会人団体戦リーグ(通称:社団戦)の成績です。

 

チームリーダーとして責任を感じています。

あらかじめ将棋仲間やお世話になっている方から社団戦の厳しさについて聞いてはいましたが、「それでもどうにかなるだろう?」と思っていた部分も多分にあり、その点については見通しが甘かったことを痛感しています。

 

 ・チームとしての目標があいまいであったこと

 ・目標に対して、チーム力を挙げていくことをしなかったこと

 

具体的にいえば、

目標設定、目標のブレイクダウン、ブレイクダウンした目標に対しての適切な実践機会の設定を十分に行わなかったことです。

北尾まどか先生やねこまど教室という強力な後ろ盾を擁しながら、それをうまく活用できなかったことを反省しています。

 

改めて、組織におけるリーダーとはチームメンバーの力を高めて、それをまとめて設定した目標に対しての結果につなげていくものと考えています。

その点で、今季の私はチームリーダーとして失格だったと言わざるをえません。

 

私個人としては、空き時間に詰将棋を解き、対局を重ねていくことで、少しずつでありますが、生活の中に将棋がより深く染み込んでいった期間でした。対局の中で、その染み具合はまだまだ不十分であることを実感させられ、厳しい結果となってしまいました。

 

とはいえ、

「あきらめたらそこで終わり」

とは誰のセリフだったでしょうか?

 

厳しい戦いではありましたが、社団戦を通じて、将棋自体の奥深さ、また皆と腕を競い合う部活のような楽しさ、チーム運営や感想戦でいろいろご支援・ご指導いただいた人の優しさに触れることができ、わずかながらではありますが人として成長できたのではないか?と考えております。

 

第26回社団戦は終わりましたが、

これからも日々将棋と触れあい、染み具合を深めていき、いい味を出せるようになります。そして、その過程で、将棋の楽しさがまだ指したことがない人にも伝わればとも思っています。

それが私を社団戦に導いてくれた北尾まどか先生、ねこまど教室に対する恩返しになるのではないかと考えています。

 

巻頭の言葉は

私の応援しているアイルランド代表の Rugby anthem から引用しました。あえて訳はつけません。

 

ねこまどの戦いはまだ始まったばかりです!

 

可能であれば、みなさんと一緒に来年も戦っていきたいです。

 

第 26 回社団戦

ねこまどチーム 共同リーダー 清家 智明

Oct 12, 2015

勝てない。とにかく勝てない。

社団戦を振り返って真っ先に思った感想はこの言葉です。

 

社団戦へは今回のメンバーの一人から、ねこまど将棋教室で社団戦チームを組むと、それも級位者レベルのメンバー中心で組むのだとお誘いをいただき、弱くてもこれだけ大きな大会に参加させてもらえる機会はないだろうと思い、思い切って参加を決めました。

 

初日の緒戦の緊張感はまだ覚えています。

大学入試や就職試験の面接など緊張感とはまた違う、小学校の運動会の徒競走で自分の番がくる直前や、中学や高校の部活で試合が始まった直後のような懐かしい感じのドキドキでした。緊張感に堪え切れず、並べ終わった駒を無駄にちょん、ちょんと触って大してずれてもいない駒のお尻を枡目の線に合わせ気持ちを落ち着かせようとしました。

結果は何とか個人戦で一勝を挙げるのみで、まったくチームに貢献できませんでした。

優勢を意識するような対局もありましたが勝ちきるだけの棋力もなく、また、場の空気に呑まれたのか冷静になれず、反則負けを二回もしてしまったのは猛省しなくてはなりません。

 

それでもこの夏は、毎週末のようにチームメンバーとの練習会や道場での対局など将棋の予定でいっぱいになり、無駄に休みが過ぎることのない充実した日々を過ごせました。社団戦を通し、ますます将棋の魅力にのめり込みました。

これまで以上の研鑽を重ね、来年こそはチームでまずは一勝をもぎ取りたいです。

 

タナカ

Oct 9, 2015

社団戦に参加する前は大会はおろか、人と将棋を指した経験がほとんどありませんでした。

対戦相手は専ら父親。月に1回くらい実家に帰った時に指すくらいの頻度でした。

そんな状態で出場した結果、連敗に次ぐ連敗。4日目の個人戦で1勝を上げるのがやっとでした。

しかし、自分よりかなり格上の相手と真剣勝負をできたことは今までにない経験になったと思います。

そして結果が出ない中で、最後の詰みまであきらめずに指せたのはチームの皆さんの頑張ってる姿があったからだと思います。

団体戦ならではの仲間と切磋琢磨しながら成長していく。それが実感できた大会でした。

来年の大会までには自信を持ってさせる得意戦法を見つけ、バージョンアップして帰ってきたいと思います。

 

自分の好きな言葉に「右手にロジック、左手にパッション」があります。

事前の綿密な準備と、将棋に対する熱い気持ち。

その両方を持って来期も戦いたいと思います。

 

Oct 4, 2015

電王戦を見て団体戦にいつかは出場したいと思っていたある日突然教室から社団戦のお知らせのメールが届きました。

反射的に申し込みましたが、ネットの情報から社団戦のレベルが相当高く私の棋力では手合い違いであることが分かりました。

しかし、成績でチームに貢献出来なくても裏方でチームに貢献しようと思いチームリーダーに立候補しました。

そして、社団戦開幕、事前情報以上のレベルの高さでチームは連敗、第二節では四対局とも0−7のストレートで敗戦。

私もいい所無く三連敗。これは、まずいを通り越して申し訳ないレベルにある事を気付かされました。

 

チームリーダーの仕事とは裏方だけでなく、チームが窮地の時、救う事が出来るのがチームリーダーではないかと思うようになりました。

すなわち勝利してチームに貢献する事がチームリーダーの仕事であると。

それから、第三節までの間、詰将棋を中心に棋力向上に努めました。

その甲斐があってか、第三節で初勝利、続く個人戦でも一勝をあげる事が出来ました。

 

チームは15連敗で6部降格しましたが、この半年間教室のおかげで練習試合を含め強いチームで対局出来た事は何者にも代えがたい経験であると思います。

そして、来年6部でチームで一勝出来た時が初めてチームリーダーと仕事をした時ではないかと感じます。

 

共同チームリーダー 林 達郎

October 3, 2015

 2013年3月。40を前にして何か良い趣味はないかと探していた夫の目に、米長邦雄前将棋連盟会長の追悼記事が止まった。「将棋かぁ…」それが全ての始まりだった。

 娘も興味を示し、図書館から将棋の本を借りてきた。慎重な娘は、無邪気に夫に「指そう!」なんて言ったりしない。初心者向けの入門書を読み込み、勝つめどが立つまでは一切指そうとしなかった。それでも夫は、自分がやろうとしていることに娘も同じように興味を持ち、まんざらでもなさそうだった。

 さて、娘は一人っ子である。夫と娘が将棋を始めたのに、私が将棋を知らなかったら、置いてきぼりにされてしまう。私は、慌てて二人の後を追いかけた。

 

 時は巡り、2015年3月。娘が社団戦のねこまどチームに参加したいと言った時、私は保護者の体を装いつつ、図々しく自分もチームに入り込んだのだった。

 はじめから戦力にはならないと思ってはいたが、初日の衝撃は強烈だった。みなさん強すぎます………。

 かくしてチームのメンバーには申し訳ないが、私にとって社団戦は指導対局の場となった。明らかに棋力不足で相手の方にも申し訳ないぐらいなのだが、みなさん(本当に全員!)感想戦で優しく丁寧に教えて下さった。感謝しています。

 「1勝」の目標は来期以降に持ち越し。半年間の準備期間を経て、大きな花は開くのか?!

 

 ねこまどチームに関わって下さった全ての皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

 

内山 優子

October 3, 2015

 チームねこまどで社団戦に出場できると聞いて「面白そう」と「良い経験になりそう」と思い、参加を決めました。まさか主将に任命されるとは思っていなかったので驚きました。でも、みんなが自分を推薦してくれて嬉しかったです。そして、頑張ろうと思いました。

 

 初戦では勝ててホッとしたものの、それから後は勝てないことが多かったです。あらためて社団戦のレベルの高さを感じました。そして、自分より強い人と真剣に戦うことで、少し強くなれたかなと思います。

 

 六部に落ちてしまい悔しかったですが、半年間社団戦に出て、すごくやりきった気持ちでした。来年も力いっぱい頑張ります!

 

内山 あや

September 23, 2015

ゴールデンウィーク明けのねこまど級位者大会に久しぶりに参加した後、
社団戦の打ち合わせに流れで同席させてもらい、楽しそうだなぁと、
その場で、メンバーに入れていただいたのが、運命の始まりでした。
北尾先生の後光に包まれ、内山あや主将が背中で引っ張ってくれて、
内山優子さんのほんわかとしつつも、芯のしっかりとした頑張りと日に日に実力が上がっていく様に驚嘆しつつ、
共同リーダーたっつんさん&トミーさんの気配りと練習相手の段取りなどの実務能力の高さに支えられ、
世界さんの素敵なホームページに励まされながら、個性豊かなメンバーたちと過ごしたこの数ケ月は、
とても楽しく、忘れられない日々になりました。
団体戦という環境で、7分の1という気楽さもありながらも、対局中は、目の前の強者との1対1の真剣勝負に
チェスクロックを横目に、手に汗握り、胸が締め付けられるような緊張感も味わうことが出来ました。
今振り返ると、あのとき勝てていれば、チームの初勝利もあったと、悔やんでも悔やみきれない場面もあり、
メンバーそれぞれ、思うところはあるでしょうが、毎度の打ち上げのリレー将棋が、本当に楽しく、
和気藹々と、自由な発想で、将棋の魅力に改めて気づき、その奥深さと楽しさを体感できた気がします。
来期も、バージョンアップして、是非、参加したいと思います。
みなさん、本当に、お疲れ様でした、ありがとうございました。

 

タカQ

 

追伸 少し長くなりますが、夏目漱石「草枕」より 引用、有名な一節に続く文章も名文です。
 
>"山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣りにちらちらする唯の人である。
唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越すことのならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、
束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る。
あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。"

September 23, 2015

私の年代の男性であれば将棋のルールぐらいは知っているし、祖父や父親、あるいは学校の昼休みとかに将棋を指すことぐらいは経験しているだろう。
でも、その頃は特に将棋に熱中することは無かった。放課後はファミコンだったり、あるいは年ごろになれば街に繰り出していた。将棋の存在なんて、ずーっと、本当に、ずーっと頭の片隅にも無かった。


それを覆したのが第2回電王戦。(申し訳ないのだけれど第1回電王戦は全く見ていない) 第2回電王戦の第2局。佐藤慎一 四段(当時)が初めてプロ棋士としてコンピューターソフトに負けた対局をニコ生で見た。解説の野月七段、聞き手の山口女流は泣いていた。私は泣くことは無かったが、コンピューターの画面から離れることができなかった。なぜにこれほどに吸い付けられるのだろうか。私は将棋を少しずつ指すようになっていた。無謀にも Bonanza と GPS_Shogi をダウンロードして対局をした。もちろん勝てない。勝てないどころか、王手すらかけることができない。ニコ生の野月七段の解説はあんなにも分かりやすく、自分も指せる気になっていたのだが、現実は違っていた。当たり前だ。
そして私は将棋教室や指導対局という存在を知る。ねこまど教室に少しずつ通い始めたのは、その頃だ。
その後、将棋の世界にはまるのは時間の問題だった。
しかし費やした時間と棋力向上は比例しない。それでも大盤解説やニコ生の解説でのプロ棋士の説明が分かるようになってきていた。そういう楽しみがあったから将棋を止めることは無かった。

 

そんな時に、ねこまど教室の生徒で社団戦に出場するという話を聞き、参加に名乗りを上げる。メンバーは、今までに見知っていた人もいたし、今回初めて会った人もいた。でも、すぐに打ち解け、"仲間"になっていった。
それからの展開は、このホームページのブログや、メンバーのツイッター、感想戦と題した振り返り文章を読んでいただければと思う。

 

第26回社団戦は思うような対局はできなかった。でも、やり遂げた充実感は大きい。目標があってこその勉強だし、仲間がいるから継続できる。

私は下手なステップではあるが、一生懸命、踊った。一心不乱に踊り続けた。でもまだ天から声がする。クボタよ、もっと踊れ、まだ踊れと。踊らされているのかもしれない。でも私は踊り続けるだろう。

 

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