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この夏の想い出

Oct 12, 2015

勝てない。とにかく勝てない。

社団戦を振り返って真っ先に思った感想はこの言葉です。

 

社団戦へは今回のメンバーの一人から、ねこまど将棋教室で社団戦チームを組むと、それも級位者レベルのメンバー中心で組むのだとお誘いをいただき、弱くてもこれだけ大きな大会に参加させてもらえる機会はないだろうと思い、思い切って参加を決めました。

 

初日の緒戦の緊張感はまだ覚えています。

大学入試や就職試験の面接など緊張感とはまた違う、小学校の運動会の徒競走で自分の番がくる直前や、中学や高校の部活で試合が始まった直後のような懐かしい感じのドキドキでした。緊張感に堪え切れず、並べ終わった駒を無駄にちょん、ちょんと触って大してずれてもいない駒のお尻を枡目の線に合わせ気持ちを落ち着かせようとしました。

結果は何とか個人戦で一勝を挙げるのみで、まったくチームに貢献できませんでした。

優勢を意識するような対局もありましたが勝ちきるだけの棋力もなく、また、場の空気に呑まれたのか冷静になれず、反則負けを二回もしてしまったのは猛省しなくてはなりません。

 

それでもこの夏は、毎週末のようにチームメンバーとの練習会や道場での対局など将棋の予定でいっぱいになり、無駄に休みが過ぎることのない充実した日々を過ごせました。社団戦を通し、ますます将棋の魅力にのめり込みました。

これまで以上の研鑽を重ね、来年こそはチームでまずは一勝をもぎ取りたいです。

 

タナカ

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